大 正 ロ マ ン





明治〜大正の頃のガラス器です。
各々内側がピンクのぼかしになっています。
外側がグリーンのものは等間隔に多数の気泡があり
内側のピンクもこの気泡に合わせてストライプのぼかしになっています。
このようなものはベネチアングラスでも現代の作家ものでも見たことがありません。
いったいどのような技法で作られているのでしょうか?







二十数年前に初めてアンティークショップで購入したティーカップです。
裏の絵がかすかに透けて見えるほど薄いカップ&ソーサーです。
手描きの絵のシックな色合いがあまりにも美しくて一目で気に入りました。
アンティークの洋家具にしっくりと馴染んでいたので
日本製と聞いてとても意外な気がしました。
しかし改めて見ると、大正ロマンの雰囲気たっぷり・・・と思いませんか?







大好きな大正時代の着物です。
正に大正ロマンです!
下に敷いている二枚(赤と紫)は縮緬の子供着物です。
上の二枚(青紫と朱赤)は錦紗の人形用の着物です。
子供着物は1mほどの粘土人形に、人形用の着物はビスクにと
すべて自作の人形用です。







大正時代の大人用の着物です。
赤紫は色留袖で、からし色は小紋です。
どちらもこの時代ならではの柔らかな手触りとしっとりとした色です。
可愛い刺しゅうの黒地の帯は名古屋帯なので小紋や紬に合わせます。







骨董で一番お買得だと思うのが漆器です。
骨董屋さんで小鳥の表情に惹かれて初めて購入した漆器でしたので
値段が妥当かどうか分からなかったのですが、
これと似たものをデパートでは(絵がもっと単純なもので)十倍以上の値が付いていました。
私は蒔絵が好きなので昔のものは絵が伸びやかで繊細なところも気に入っています。







古伊万里が好きなのですが、日常に使える値段のものを選ぶと
ほとんどが幕末の伊万里焼になりました。
上の写真二枚の印判はどちらも明治以降のものです。
右は浅い大鉢の底にゆったりとした表情の鯉が大胆に大きく描かれていて
夏に飾り皿として使っても良さそうです。
うさぎは中皿の縁4か所に描かれています。野性的なうさぎです。
お月見の日におだんごを盛るのにピッタリのお皿です。




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